成瀬お助けたい 総会報告

2020年5月19日(火曜日)

 

「成瀬お助けたい」を立ち上げ1年を迎えて」

2019年1月に立ち上げてから今日で約1年余が過ぎました。 この立ち上げですが、2018年4月当初は、お金も無い、人もいない、組織も無い状態で、まずは準備会を発足し、そこで仕組み、活動内容、資金、人材案等を検討して、ようやく立ち上げに漕ぎつきましたが、この立ち上げ迄にも準備で1年弱かかりました。その意味で、皆様のご協力によって「成瀬お助けたい」が、2019年に立ち上がり、現在どうにか軌道に乗せる事ができたのは、感無量であり、ご協力をいただいた皆々様にこの場を借りてお礼申し上げます。

また、成瀬の店舗や企業を訪ね、「成瀬お助けたい」の趣旨を話したところ、38社の方々に賛同をいただき、賛助金を助成していただいた事も軌道に乗れた大きな礎となった事を、この場をお借りして御報告させていただきます。

“立ち上げ” より “継続” が難しいとよく言われますが、まさにそのとおりで、是非この活動に更なるご協力・ご支援をいただき、老若男女、個人も店舗・企業も巻き込んだ成瀬全体の活動に発展してゆけたらと願っておりますので、2020年度もどうかよろしくお願い申し上げます。 

1.第1号議案  2019年度 活動報告

1)連絡会の開催:毎月第3火曜日に、連絡会議を行い、前月の活動報告・問題点の報告、会計清算をおこなってきました。

2)3月に東京都の厚生省助成金の報告書を作成し、助成金を受領しました。

3)6月に成瀬お助けたいの連絡先を明記した新しいチラシをデザインし約4500戸にポストインを行いました。このサービスを必要とする方は、自治会にも未加入の方が多いので、広報手段としては、ポストインしかありませんので、年2回このチラシ配布を行いました。

4)9月17日に第一回研修会として「刃物研ぎ研修会」を成瀬コミュニティーセンターで行いました。 シルバーセンターから2名講師をお願いし、実技中心で刃物研ぎの基本を学びました。 17名の参加がありました。

5)「成瀬お助けたい」のPR動画を町田市高齢者福祉課の倉谷氏にお願いしていたものが完成し、10月の連絡会でお披露目を行いました。その後、希望者にもこの動画を録画したDVDを配布しました。

6)11月4日に、賛助者、サポーターズ、協力者が一堂に集まる報告を兼ねた交流会を、成瀬会館にて開催致しました。賛助会員の方の参加が少なくて残念でしたが、自治会、町田市社協、町田市高齢者福祉課、南第3高齢者支援センター等から出席をいただき、計36名の出席がありました。

7)1月21日の連絡会の後に、新年会を同場所で開催し、サポーターズ間の交流を深めました。

8)2019年度は、年間372件の依頼、延べ活動人数441人の活動ができました。これは町田市の他の団体と較べても、上位にランクする高い数字です。 

詳細の活動結果は下記を参照。 2020年4月1日現在:サポーターズ登録数:39名

1)2019年度 月別利用件数     2019年4月~2020年3月

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2)2019年度 依頼内容別ランキング      2019年4月~2020年3月

年間サポート総件数       : 372件

年間サポート総時間      : 463H

延べ人数               : 441人

1ヶ月当たりの平均件数   : 31.0件

1件当たりの平均時間    : 1.2時間

1件当たりの平均活動人数: 1.2人
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3)2019年度 地区別利用実績    2019年4月~2020年3月
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4)2019年度 サポーターズ別活動実績     2019年4月~2020年3月
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2.第2号議案  2019年度 決算報告 及び 監査報告
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3.第3号議案  2020年度 活動計画

1)今期も前期と同様の活動をしていきますが、特に高齢者、障がいをお持ちの方等、真にサポートを必要としている方への支援を大切にしてゆきたいと思います。

2)若い方のサポーターズへの参画を積極的に広報してゆきます。当初目標に掲げた “今はサポートする側” ゆくゆくは “サポートされる側” のサイクルを将来回す事ができるように、若い方の “サポーターズ” への参画を増やしたいと思っております。 その意味で成瀬高校や昭和薬科大の学生へのアプローチを行います。

3)現在町田市に生活支援の団体は18団体立ち上がりましたが、大小の違いはあれ、どこも同様の目的をもって活動をしております。この生活支援活動を更に広報する目的と同時に、サポーターズへの参画を公募するため、町田市開催の最大のイベントである12月開催の「まちカフェ」に、他の団体と協力して出展を計画しております。

4)チラシは、年2回ポストインを行います。このポストインが、利用される方々にとって一番効果の上がる広報だと思っておりますので、サポーターズの方々、ポストインよろしくお願い致します。

5)今期から、準備ができ次第、サポーターズへの謝礼比率は、現行の利用料の50%から60%へ上げる予定でおります。

6)サポーターズと利用者をつなぐコーディネーターについて今までは事務局の3名で順にまわして担当してきましたが、コーディネーター費を予算化して、他のサポーターズの中で希望者がいれば、担当していただく機会を設けます。そのため必須の「コーディネーターマニュアル」作成を進めます。

7)今年の研修会は、介護に関する研修会を10月に開催する予定でおります。

8)年間の予定は下記ですが、コロナウィルスの感染状況により変更の可能性があります事をご承知おき下さい。

4月: ・賛助会員(企業・店舗)、自治会訪問

5月: ・昭和薬科大、成瀬高校訪問

                ・年次総会(コロナウィルスのため書面配付にて行う)

          6月: ・チラシ4500枚 ポストイン 

10月: ・研修会 

11月: ・サポーターズ&賛助会員懇親会 

・「まちカフェ」出店準備

12月: ・「まちカフェ」出店

1月: ・チラシ4500枚 ポストイン

*なお、行事は、幹事を決めメンバーは運営委員会方式としたいと思いますので、ご協力ください。

4.第4号議案  2020年度 予算計画
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5.第5号議案  2020年度 会則の改訂

成瀬お助けたい規約(改定)

(会の名称と事務局)

第1条          本会は、「成瀬お助けたい」と称し、事務局は代表者宅に置く。

(目的) 

第2条          本会は、成瀬地区およびその周辺にお住まいの高齢のや障がいをお持ちの方並びに

子育て中のが会員相互の助け合いで、明るい生活を送ることを目的とする。

(事業)

第3条          本会は、前条の目的を達成するために、必要と認められる各種の事業を行う。

(中立)

第4条          本会は、政治上並びに宗教上中立とする

(会員と会員の名称)

第5条          会員は、会の目的に賛同し、第2条に定める地域の居住者を対象とする。

会員の名称は次の通り定める。

  1)「利用者」利用者とは、生活上困ったことで支援(サポート)を必要とするを言う。

  2)「サポーターズ」 サポーターズとは、利用者が求めるサポートに、自己が持つ技能な
    どを提供
できる者を言う。

  3)「コーディネーター」 コーディネーターとは、利用者が求める内容を受付・把握し、
    サポータ
ーズを紹介・派遣等の手配・調整を行う者を言う。

  4)「賛助会員」 賛助会員とは、本会の趣旨に賛同し会の運営に協力する者または団体で、
 11,000円の寄付を、年に1口以上納めるものを言う。

(組織と役割)

第6条      本会には、次の役員を置く

1) 代表1名 : 代表は、本会を統括し会の運営を行うと共に、コーディネーターやサポーターズの役割をすることができる。

2) 副代表若干名 : 副代表は、代表を補佐し、代表に事故あるときは代表の代行を務め、代表と同様コーディネーターやサポーターズの役割をすることができる。

3) 会計1名 : 会計は、会の会計業務をつかさどると共に、コーディネーターやサポーターズの役割をすることができる。

4) 会計監査役 1名 会計監査役は会計の監査を行うと共に、コーディネーターやサポーターズの役割を務めることができる。

  5)幹事  若干名

(役員の任期)

第7条     役員の任期は2年とし、会員の互選で総会において選出する。但し再任を妨げない。

   (2)補欠として選任された役員の任期は、前任役員の残存期間とする。

(総会)

第8条     総会は、役員(幹事を含む)とサポーターズで構成し、毎年度定期的に代表が招集し開催する。但し必要に応じ臨時に開催することができる。

(2)定期総会は、予算・決算・役員選出・その他重要な事項を審議する。

(3)総会の議決は、出席会員の過半数を以って決する。可否同数の時は議長の裁決による。 

(役員会)

第9条     役員会は、代表・副代表・会計・会計監査役・幹事によって構成され、代表の招集により随時開催することができる。

(経費)

第10条  本会の経費は、補助金・助成金・利用料及び寄付金並びにその他の収入によって運営する。

(会計年度)

第11条  本会の会計年度は、毎年41日から始まり331日迄とする。

(入会及び退会)

第12条  本会への入会及び退会は、所定の手続き(書面)によるものとする。

(2)  退会の場合は、一切の権利を放棄する。

(除名)

13 会員が次の各号のいずれかに該当する行為をした場合、またはそのおそれのある場合は、総会の議決により除名することができる。

1.(1)本会の名誉と信用を著しく損なう行為

(2)本会の目的に反する行為

2.前項の規定により総会において除名の議決を行う場合、本人からの申し出があるときは、

その総会において本人に弁明の機会を与えるものとする。

 

(機密の保持)

14条 本会が取得した如何なる情報も、本会にかかわる者は他に一切漏らしてはならない。

(2)退会後の場合も同様とする。

(簿冊)

15条 本会に次の簿冊を備え、会員等の求めに応じ開示する。

1) 会則並びに規定類

2) 会員名簿

3) 活動日誌

4) 金銭出納簿並びに帳票類

5) 決算書及び予算書

6) 備品台帳

7) その他必要な簿冊

(細則等の設定)

16条 代表は、総会の議決を経て、本会の運営に必要とする細則等を設けることができる。

 

(付則)

1、 この規約は、201911日から施行する。

(付則-2202051日付をもって以下の通り改定する。

1、 この規約の第11条(会計年度)は、201911日から始まり20191231日をもって終わるを、201911日から2020331日迄とする、に変更。

22020年度以降の会計年度は、41日から始まり翌年の331日迄とする。

3、第8条(総会)に、総会は、「役員(幹事を含む)とサポーターズで構成し」、毎年度定期的に・以下同文。 「」内の文言で総会の構成員を追加

4、第10条のその他の収入に含めていた利用料を明確にするため追記。

5、第13条(除名)条項追加。

6、その他一部の文言を変更(太字部)。

以上

成瀬お助けたい運営細則

 

成瀬お助けたい規約第15条に基ずき、成瀬お助けたいの運営について次の通り定める。

1、       利用料金の分配について、

サポーターズへの活動費は、利用料金の60%とする。

残りの40%は、事務諸経費として事務局が預かる。

2、       コーディネーターの活動費について、

コーディネーターは今まで事務局が順送りで担ってきたが、新たにコーディネータ費(月間4千円)を予算化する。且つ、サポーターズの中の希望者で、事務局が了解した者もコーディネーターを担当する事ができる

3、       この運営細則は、202051日以降の活動分について適用する。