お助け隊の立ち上げを考えたのは、2018年の3月でした。
2018年に、私のつれあいが癌と股関節の手術とリハビリで長期にわたり家事ができない状態になりました。私は現役時代からいわゆる”企業戦士”で、家事は全くやらない男でしたので、ほんとに困りました。食事の準備、お風呂の掃除、洗濯、部屋の掃除、植木の水やり、集金の対応、等家事のほとんどを一人でやらねばならないはめになりましたので、最初は息子の嫁さんに来てもらったのですが、やはり5日もするとどうも居所がうなくなく、れで6日目には「自分でなんとかできるから・・」帰ってもらいました。 それからは数か月は一人ヤモメ+面会の日々は続きました。その時はまだ足腰は丈夫だったのですが、これで足など不自由な体だったら大変だな・・・・と感じたわけです。

それで、成瀬に生活支援をやってくれる仕組みがあればと思ったのですが、無い。それじゃ立ち上げようか・・と近所の知人に声をかけましたら、興味がありそうな返事をもらい、やや勇気づけられました。そこで高齢者支援センターに相談に行き、その時初めてAさん、Sさんとお会いして、感じてる事、生活支援の仕組みを立ち上げたい旨を相談しましたら、いろいろなアドバイスをもらった上に是非支援をしたい旨話をもらい、嬉しかったのを覚えております。 それが立ち上げのトリガーでした。それから、立上げの準備を始めたのですが、問題山積でした

1.組織が全く無く、一緒にやってくれる仲間がいない!! 自治会も及び腰、我が街の自治会加入率はわずか34%、町田市も年々減少し平均でも約50%。
2.立ち上げの資金はどうする?? 現状は持ち金 ¥0円・・・・
3.毎月の会合や打ち合わせの場所の確保はどうする??
4.どうやって支援を必要とする人々に広範囲に知らせる?? 自治会にも未入会、家にいる事が多いと思われる人々に広報の手立てはあるのか?
5.マニュアル(サポーターズ向け、依頼者向け)を作るお手本は?
6.支援活動のための工具類、事務用品も必要だが、どこに置く??
7.毎月の清算の方法はどうする? どこでやる?
8.サポーターズからの連絡用携帯電話の準備は?
9.市への助成金のお願い、成瀬の商店/企業への賛助のお願いに廻らねば・・・


それを最初に行った他地域での「生活支援の実例セミナー」を開催した後に、仕組み作成の準備会を立ち上げ、そこで一つ一つ検討をしてきたわけです。この準備会の発足が2018年4月で、2018年12月まで毎月検討会を行ってまいりました。そしてようやっと2019年の1月に「成瀬お助けたい」のスタートをする事ができました。
この間、なんといっても現在の副会長Mさん、会計/総務のYさんの二人の協力があったからこそ立ち上がったと言っても過言ではありません。ほんとうに感謝をしております。この場を借りて改めてお礼を申し上げます。

自治会加入率


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